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【ビギナー向け】ビスの耐食性って何?屋内と屋外で選び分ける理由!

特集豆知識

ビスの“耐食性”って何だろう?家の中と外で使っていいビスが違うワケを簡単に解説!

ビスの説明でよく見る「耐食性」ってなに?

金属が酸化することで

サビたり、
痩せたり、
孔が開いたりする
『腐食(ふしょく)』現象に対抗する性質の事

耐食性に優れ…=サビにくい と考えてOK!

屋外OKとNGがあるワケとは

ビスの説明欄に「耐食性」のアピールがあったりするということは、物によってその性能に差があるという事です。

ビスの主な材料である「鉄」は、雨などの水に触れると酸化が進みやすい(イオン化現象が起きて酸化鉄になる)ため、屋外や水廻り(キッチン・洗面台・お風呂)など、ビスと水が出会いやすい場所では特に耐食性の優れたものを使用する必要があります。

会社のまわりでも“サビ”発見!

ステンレス?メッキ?

サビにくい金属を思い浮かべたとき、パッと「ステンレス」が浮かんできた方も多いのではないでしょうか。鉄・鋼・ステンレスなどの「素材」から順に、表面をコーティングするメッキ(化成処理)まで、パパっと簡単に解説します。

よくみる素材

【鉄】
材質が「鉄」と表記されているビスは非常に多いですよね。
ただ、「鉄」と表記されている素材も、純度100%の鉄が使われていることはほぼありません。
理由は、とっても脆くてサビやすいから。一般的に「鉄」と表記されている物は、それらの問題を解決するために~0.02%未満の炭素が含まれています。


【鋼】
鉄に0.02~2%以下の炭素が含まれた合金のこと。炭素の量によって性質が異なります。
炭素量が多い→硬くて脆い※
炭素量が少ない→柔らかくて粘り※が良い


【ステンレス】
鋼にさらにクロムやニッケルなどを加えてサビに強くしたもの。(炭素1.2%以下・クロム10.5%以上)
表記に使われるSUS~は、ステンレスの英語名「Steel Use Stainless」の略称+各種類を表す数字。

<ステンレスの主な種類>

種類特徴
オーステナイト系
(SUS304など300番台)
※18-8=SUS304
【クロム・ニッケル系】
★最も一般的なステンレス★
・他の種類に比べて耐食性が最高
・靭性がある
・磁性はない
・他の種類に比べ高価
フェライト系
(SUS430/SUS444など)
【クロム(11~32%)系】
・磁性がある
・耐食性はオーステナイト系に比べ弱い
・強度が他の種類に比べて弱い
マルテンサイト系
(SUS403/SUS410など)
【クロム(11~18%)系】
・焼き入れが可能なため、強度が高い
・靭性がある
・磁性がある
・耐食性が他の種類に比べて弱い

【おまけ:真鍮】

マイナス木ねじ

ちなみに、装飾系(化粧系)のビスで見かけることがある「真鍮」は、鉄の系譜ではなく「銅(Cu)」と「亜鉛(Zn)」の合金です。銅と亜鉛の割合で色味が変わりますが、金色の風合いで見た目がとてもおしゃれです。
※サビやすい素材のため屋外や水廻りでの使用は推奨できません。


【余談】硬いと弱いのはなぜ?
硬い例)ガラス
柔らかい例)アクリル

ガラスがわずかな傷を基点にすぐパキッと折れてしまうのに対し、比較的柔らかなアクリル板は少しの傷があっても折れるまでに “たわみ” の過程があるのを想像できるでしょうか。
この「ピキ!」から「パキ!」までの「耐えてる」過程が “(ねばり)強さ=靭性” のイメージです。


メッキ?表面処理とは

「メッキ(鍍金)」、学校の授業で聞き覚えがある方もいるのではないでしょうか。
この「メッキ」をはじめ、金属には、装飾性を高めたり、耐食性を高めたりする表面処理があります。

表面処理がされていても、耐食性が高い!というわけではない場合もあるので、よく見る種類を簡単に説明します。


【見た目(装飾性)をよくするためのメッキ】

ブロンズメッキ、真鍮メッキ、ニッケルメッキなど

見えてもいいところに使う「ビジュ良し」メッキです。耐食性を高める目的でかけていないので、水廻りや外は厳禁!


【耐食性を高める化成処理】

クロメート、ラスパートなど

素材を腐食から守るために行う処理です。それでも、クロメートは屋内向け、ラスパートは屋外でもOK…と種類によって強度は異なります。


覚えるの大変だし、耐食性が高いビスなら普通にステンレスでよくない?と思いますよね。

ステンレスは、クロムやニッケルなどの「レアメタル」を混ぜ込んだ金属なので、とにかく高いのです!!!

材質以外の条件がほぼ同じの2つの商品…その価格を見比べても差は瞭然(画像をクリックしてみてね)↓

ウッドデッキ材用ビスNWDS

材質がステンレス

ウッドデッキ材用ビスNWD

鉄にラスパート処理

もちろん、ラスパートをはじめとする、鉄を屋外でも使用できるレベルにまでコーティングできる化成処理も、他の表面処理にくらべ高価になりがちですが、それでもさらにステンレスは高い…!

じゃあ、強い表面処理でいいじゃん!と思いますよね。

ステンレスは耐食性を高める素材を“混ぜ込んだ”金属なので、傷ついてもサビにくいのです!!!!つまり、コーティングじゃないから“剥げない”わけですね。

一長一短のステンレスと表面処理、予算感や用途によってじっくり検討してみてくださいね♪

ハピデコにある「屋外で使えるビス」

品名材質表面処理
NWDSステンレス SUS304
NWDラスパート
WDラスパート

ハピデコにある「屋内で使うビス」

品名材質表面処理
極細ビスクロメート
極細ビス ブロンズブロンズ
コンパネCOクロメート
コンパネDCクロメート
RN細クロメート
RN中細クロメート
細ABCクロメート
中細DAクロメート
少太ABCクロメート
少太AKボロン鋼クロメート
木工ABCクロメート
超極太HPボロン鋼クロメート
極太KPボロン鋼クロメート
極太KKボロン鋼クロメート
四角RN極太ボロン鋼クロメート
枠調整クロメート
R調整クロメート
M調整クロメート
クロゼット枠調整クロメート/ブロンズ
ワッシャー付き長押WAクロメート
マイナス木ねじ真鍮

まとめ

種類特徴
鉄or鋼&装飾めっき・室内使用限定
・カラーに種類があり、DIYに最適
・比較的安価
鉄or鋼&耐食処理・室内使用限定のものと屋外使用可のものがある
・サビ(錆)にくいように処理されている
・比較的安価
ステンレス・鉄に比べてサビ(錆)に強い
・種類によってサビ(錆)強さや本体の硬度が違う
・高価

ビスは使う環境によって使い分けすると◎!
屋外に使用する場合は、絶対に「屋外対応」と書かれているものを選んでください。

ただ、それもあくまで「サビにくい」ということで、絶対サビない!というわけではありません。特に海の近くなど、さらに厳しい条件の環境ではどうしてもサビがつきもの。安全・きれいに使い続けるには、完成後も定期点検をしてお手入れをするのがおすすめです。

また、屋内(水廻りでない)で使用するビスは、お手頃で種類も様々。
色々試して遊んでみるのにもぴったりですね。

ぜひぜひ、ベストマッチのビスでDIYを楽しんでみてくださいね♪

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素朴な疑問から、どこに聞けばよいかわからなかった事までなんでもお寄せください!

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