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ポイントカラーの壁かけプチ本棚を作ってみた

作品例

お気に入りの絵本や作品集を、インテリアを兼ねてちょこっとだけ置いとく用のディスプレイ・プチ本棚を作ってみました!

イメージスケッチしてみる

絵本とか作品集のような、表紙からかわいい本を置くぞ!とはじめから決めているので、ポイントとして色が少しだけ入ったポップなイメージで考えてみました。

段の高さは大判サイズの本じゃなければ大体いけるかな、というあたりをアバウトめに狙っています。

今回は、壁取り付け専用パーツの「BE-BASE」をデザインのアクセントとして目立たせてみたかったので、塗装するカラーのイメージを何パターンか用意してみました。どんな色にするか決めるのは、手持ちの木材や塗料を準備してからのお楽しみとして、設計段階では決定せずにGO!

実際に作ってみよう

<今回使用したもの>

下部の棚板は底に合わせず、BE-BASE分浮かせるのがポイント
(1個につき)サイズ数量
背板 OSB合板縦600×横400×厚み121枚
棚板 OSB合板縦12×横400×厚み502枚
ストッパー部 OSB合板縦10×横400×厚み122本
BE-BASE(カド)縦32×横32×厚み144個
BE-BASE専用カバー(カド)縦50×横50×厚み164個
両面テープストッパーの幅くらい適量
極細ブロンズビス頭小208本
RN細ビス358本

BE-BASEの取り付け用ビス・ピンは全部セットで付いている物を使用

<道具>

  • ❶パネルソー ※ノコギリでも可
  • ❷面取り機 ※紙やすりでも可
  • ❸紙やすり(No.240)
  • ❹ミルクペイント
  • ❺画用筆/筆洗 ※刷毛でも可
  • ❻電動ドライバー ※手回しでも可
  • ❼下穴用キリビット(Φ2/Φ3) ※手回しでも可
  • ❾金づち ※ピンポンチでも可

①木材をカットする

使える木材コーナーにちょうどよくOSB合板があったので、今回はこちらを使用します。

パネルソー(木材をカットするための大型機械)を所持しているので、サクッとカットしてしまいましたが、ノコギリでもカット可能です!

②カットした木材をきれいにしておく

エッジがまろやかに

木材をカットしたあとは、面取り(角部分を落として鋭利じゃないように均す)したり、表面を紙やすりで整えてトゲが刺さらないようにしておくとキレイで安全に仕上がります。

③色付きになるパーツを塗装する

一度に厚塗りせず薄塗りを重ねるときれい!

BE-BASE専用カバーと、本が落ちないようにするためのストッパー部分を塗装します。
BE-BASEシリーズはABS樹脂でできているので、水性塗料しか使用できません!

今回はマットな仕上がりにしたいので「ミルクペイント」を使用しました。色はハピデコカラーに近い「サンフラワーオレンジ」と「クロコダイルグリーン」に決定!

④パーツを合体!

★プチPOINT
【1】ビス留めは木材のキワでやると危険!木が割れやすいです。
  最低でも端から15mmは離して取り付けてください!下穴も必須です。
【2】ビスは少し“もぐる(頭が埋まる)”くらいまでしっかり留めると◎
  バリ(ビス穴まわりのささくれ)が出たら紙やすりできれいに整えると安全です。


❶ストッパーと棚板を合体する

まずはストッパー側の接地面に両面テープを貼り付け、棚板とくっつけます。
ふたつがちゃんとくっついたことを確認したら、くるりとひっくり返し棚板の裏面にビス留め用の下穴を「Φ2のキリ」で4か所あけ、「極細ブロンズビス頭小20」でしっかり留めます。※1個につき

両面テープ
棚板の上面に仮留め
棚板の底面から下穴&ビス

細かいパーツの接合には細いビスを使うと失敗が少ない!


❷棚板を背板と合体する

❶のストッパーと同様に、棚板側の接地面に両面テープを貼り付け、背板とくっつけます。
ふたつがちゃんとくっついたことを確認したら、くるりとひっくり返し背板の背面からビス留め用の下穴を「Φ3のキリ」で4か所あけ、「RN細ビス35」でしっかり留めます。※1個につき

両面テープ
背板の表面に仮留め
背板の背面から下穴&ビス

❸BE-BASEを背板に取り付ける

背板の角にBE-BASEをあて下穴用の印をつけ、BE-BASEを一旦取り外してから下穴をあけます。
下穴があいたらBE-BASEを戻し、付属のビスで取り付けます。

鉛筆で真ん中の穴に印付け
下穴
BE-BASE取付け

★プチPOINT
BE-BASEの取り付けビスは「締めすぎ注意」!BE-BASEの樹脂が歪んでしまうと脱落や破損に繋がります。ゆっくり締めて、ビス頭とBE-BASEの穴が大体平らになったらOKです。手回しドライバーの方が簡単!

プチ本棚を壁に設置

★今回は石膏ボード壁の必須作業「下地探し」を割愛してお届けしています。「下地」って何!?と疑問に感じられた方は、ぜひ過去の記事もご覧ください! 「“石膏ボード”壁ってどんな壁?性質とDIYアレンジ」


お部屋の中で取り付けたい位置が決定したらまずはBE-BASEの一か所にだけピンを刺します

とりあえずの1本で位置決め
磁石ベルトがあると便利!

最初のピンが奥まで刺さったら、棚板に水平器(アプリでもOK)を置き、真っ直ぐになる場所を探します

水平器でもスマホアプリでも〇!右はiPhone初期搭載アプリ「計測」水平器モード

水平になる場所を発見したら、最初に留めた場所の正反対位置もピン留めして角度を固定!仮固定が済んだら、四つ角にあるBE-BASEの全ての穴にピンを差し込んで完全に取り付けます

反対側も1本留めて仮固定
4角すべての穴をピンで留める

BE-BASEの取り付けが終わったら、塗装してあるBE-BASE専用カバーをかぶせて完成!

カバーを使うことで、ピンがすっかり隠れて見栄えが良くなるだけでなく、ピンがより抜けにくくしっかり留まるようになります。

ついに完成!

好きな本を並べたら完成!それぞれ本の表紙が見えていい感じです
無垢材ではなくOSB合板にしたのも、かわいらしさが出てちょうどよかった!

壁掛けには使用荷重目安30㎏のBE-BASEカドタイプを使用したので、絵本や画集のディスプレイくらいへっちゃらです。

てっぺんが少しはみ出る

少し高さのある絵本(「はじめてのゆき」高さ265mm)は下段に入りませんでしたが、上段に置けば問題なし。
※下段に入れる本は高さ258mmが上限

マガジンラックとして使う場合など、より大型の物を置く場合は、収納するものの高さに合わせて、もっと長めに作ってもいいかも!

今回のデザインでは、ストッパー部はほんの少し押さえるくらいの出っ張り。

沢山置いたり、もっとしっかり押さえたい場合はもう少しストッパーの高さを出すか、アイアンバーみたいなものを併用しても◎

(下段にアイアンバーを設置する際は、本が上段の底に当たらず、しっかり出し入れできるかをちゃんと確認!)

サンフラワーオレンジ
クロコダイルグリーン
ぬいぐるみもちょこんと乗る
OSB合板は柄がかわいい
背が低いものを置いても間が持つ

今回作ったプチ本棚は、「石膏ボード壁に使う」ことを前提にBE-BASEを使用しています。
石膏ボード壁以外の壁には設置できないのでご注意ください!

また、木材のカットが難しい場合はホームセンターなどのカットサービスを利用すると◎
棚板などの小さなパーツは、端材コーナーで仕入れると丁度良いかもです。
ストッパーはカッターでも切れる「バルサ材」などでもOKなのでぜひ色々試してみてください!
(ビスは軟木用を選んでくださいね!)

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